Q&A
- アナログケーブルの対応機器を教えてほしい。
- アナログケーブルの対応機器は、アナログ入力対応の心電計等になります。ただし、EP-202においては心電波形のアナログ出力が可能な医療機器としてのご提供(販売)までですので、実際にどのメーカーの心電計が対応可能であるかに関する資料等についてはございませんので、ご理解いただけますようお願い致します。
- 誘導コードの長さは?
- 約80cmです。
- 胸に当てた場合と手のひらに当てた場合に相違はあるのか?
- 手のひらで測定する心電図と胸で測定する心電図とでは、その測定箇所での心電波形の強度が違うために波形の大きさが変わります。一般的には、手のひらよりも胸でのほうが心電波形が大きく測定されます。このため、手のひらでの測定では波形が小さいために波形の乱れが見落とされ、「リズムに乱れなし」とコメントが表示されますが、胸での測定では波形が大きなために波形の乱れが測定でき「リズムに乱れがある」とコメント表示される、といった場合があります。
また、もう一つの観点として、誘導(心臓の電気現象を見る視点)の違いがあります。 手のひらでの測定は、双極誘導のⅠ誘導での測定となります(双極誘導にはこの他にⅡ誘導やⅢ誘導があります)。一方、胸での測定は胸部誘導と呼ばれる測定となります。このほかにも誘導の種類はありますが、どの誘導で測定したかによって心臓のどの方向の動きをとらえたのかが変わります。
- 新生児にも使用可能か?
- 基本的には新生児の心電測定については可能ですが、信号レベルは小さなものとなる可能性がございます。また、ノイズ等が混入した場合には、心電波形とノイズの区別ができない可能性もあり、新生児の心電波形は成人のそれとは違いますので、判読の際には注意が必要です。
測定方法につきましては、貼り付け電極はかぶれの問題で好ましくありませんので、測定者が右手で心電計(EP-202)を持ち、その先端を新生児の胸部に軽く当て、新生児の右手を測定者の右腕に触れさせて測定を行ってください。
- アナログ出力のみを採取する場合でも記録時間は24秒固定なのか?
- EP-202には、連続動作はなく記録時間は24秒固定です。
機器の「データ出力」項目から出力したいデータを選択すると、自動的に24秒の測定データがアナログ出力されます。
- アナログ出力の形態(電圧出力、コネクタ等)は?
- EP-202のアナログ出力時の波形出力感度は、0.5±0.05Vです。
接続につきましては、本体にアナログ出力端子がありますので、アナログ出力ケーブルの片側(ステレオプラグ 2.5φ)をアナログ出力端子に接続し、もう一方(信号線とGND)をレコーダー等のアナログ入力端子に接続します。
- 何回測定が行えるか?
- 新品の電池を使用した場合、約100回の測定が可能です。ただし、電池・使用状況によって異なりますので、あくまでも目安の回数です。
- 測定時間について教えて欲しい。
- EP-202の測定時間は、24秒となります。
- 波形出力感度とは何ですか?
- 外部出力にて、出力した際の感度を示しています。
- 心拍数はどれだけ取れるか?
- 心拍数の測定範囲は、30~200bpmです。
- PCへの連続出力はできますか?
- 対応しておりません。
- バックライトはついてるのか?
- EP-201/202/301全て搭載されてます。
- 在宅も保険点数が取得できるのか?
- 取得可能です。